グーグルでの検索がキーワードで行われることから、SEO対策の中心はキーワード対策になります。
と、言っても単に狙いたいキーワードをやたらめったらと詰め込めば良いと言う訳ではありません。
一昔前に
<meta name=”keywords” content=”キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード,キーワード”/>
の様に思いつく限りのキーワードを入れているサイトが横行していましたが、これでは検索ユーザーに対して適切なサイトを提供できないとしてgoogle(グーグル)がこのmetaの価値をグンッと下げてしまいました。
それでもキーワード対策は必要!
metaのキーワード評価が下がったとはいえ、それでも結局のところ検索窓にキーワードを入力して見たいサイトを探す訳ですから、SEO対策においてキーワード対策は必要不可欠です。
その対策スパム行為ですよ!
今更ですが、このmetaタグの中にキーワードを大量に詰め込んだり、ページのサイドカラムやフッターにそのページとは関係のないキーワードを羅列させるとgoogle(グーグル)はスパムだと判定し、最悪検索結果からページを削除(unindex)されてしまいます。
まぁ、今時これはないとは思いますが…
キーワードの優劣
キーワード検索には大きく分けて3つのジャンルに分かれます
- ひとつは、『完全一致』
- 二つ目は、『フレーズ一致』
- 三つ目は、『部分一致』
です。この3つを簡単に説明すると以下のようになります。
完全一致
ユーザーが検索したキーワードに対して一語一句また、順番も全て同じ状態の物を完全一致といいます。
例) 検索→『はがき 印刷』 = meta『はがき,印刷』
フレーズ一致
ユーザーが検索したキーワードに対してそれに付与される言葉が入っていても同じワード、同じ順番であればフレーズ一致となります。
例) 検索→『はがき 印刷』= meta『年賀はがき,印刷業者』
部分一致
ユーザーが検索したキーワードに対してそれにカテゴライズされるワード全てが含まれている物を部分一致といいます。この場合ユーザーが入力した順番も関係ありません。
例) 検索→『はがき 印刷』= meta『プリンター,封筒,プリントアウト』
キーワードの選定の仕方
実際にキーワードを設定するにはまず、ターゲットをどこに置くかで決まります。
例えば『SEO』と言うキーワードで検索上位を狙おうと思ったら競合サイトが多すぎてかなりのSEO対策を施さないと検索上位へは上がって来ません。
一方、競合サイトが少ないキーワードを設定すると確実に検索上位に上がってくるでしょうが、そもそもそのキーワードではだれも検索せず、結果として誰の目にも触れる事のないサイトとなってしまいます。
検索数とSEO対策のバランスが大事
適当と思われる検索数と出来うるSEO対策のバランスを考えて、無理のないキーワード設定をしましょう。
グーグルの評価を上げてもらうために、HTMLをバージョンに沿った適正な書き方に書くことをHTML最適化といいます。
全てのウェブサイトはHTMLを基本としたソースコードで書かれていてグーグルのクローラが常にウェブサイトを巡回しています。
クローラーも人間と同じようにネットサーフィンをするのですが、ひとつ違うのは人が読むようにきちんと表示されたページを見ているのではなく、クローラーはソースコードを見てページの善し悪しを判断しています。
- 人間のが見てる内容
- クローラーが見ている内容
つまり人間にとってはソースコードが多少おかしくても、きちんと表示されていれば何も問題を感じませんが、クローラーの場合はこのエラーをつぶさに見つけマイナス評価の対象としています。
見やすいページにすることを心がけましょう
HTML最適化を完璧にこなしたとしても、それで検索結果の上位に表示されるというものではありませんが、SEO対策として必ずやっておいた方が良いので多少面倒でも必ずソースチェックを行いエラーの無い様にして起きましょう。
ユーザビリティ向上の為にも!
また、ソースを綺麗に整えることで、実際に表示されるページもきれいに形が整ったものが表示されますので、ユーザビリティの観点から言っても必要不可欠な対策と言えるでしょう。
ソースチェク:W3Cにてコードのエラーチェックが行えます